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山中いの、秋道チョウジと共に猪鹿蝶を組む奈良シカマル…
うずまきナルトやうちはサスケ、ロック・リー、日向ネジなど、錚々たるメンバーが名を連ねる同期の中で、最も早く中忍に昇格した彼の能力は、師匠である猿飛アスマも「シカマルは最も大切な…リーダーとしての資質を備えている!」、「…お前は頭がキレるし…忍としてのセンスもいい…火影にもなれる器だ…」と認めるほど。
また、第四次忍界大戦の際、忍連合軍の指揮を取るシカマルを見たテマリも、アスマと同様に「シカマル…お前ならいい火影になれる…人の心を変えること…それは五影の必要条件みたいなもんだからな」と、彼の能力を火影に相応しいものと評価していました。
うちはイタチの言葉「火影になった者が皆から認められるんじゃない皆から認められた者が火影になるんだ」を火影になるための条件と考えるなら、シカマルも火影の適任者であるように思えます。
しかし、六代目の火影にははたけカカシ、七代目の火影にはナルトが就任…
結局、シカマルが火影を務めることはありませんでした。
もちろん、火影に就任しなかったからといって、シカマルの能力が否定されるわけではありません。
事務仕事にも忙殺される火影は、「めんどくせー」が口癖の彼には明らかに不向きと言えます。
それは頭脳明晰なシカマルのことですから、自身が最も分かっているでしょう。
そもそも彼は火影を目指しておらず、はなから「あいつが火影になった時オレがあのバカヤローの隣に居てやらねェとよー(中略)ナルトの相談役にオレ以上の奴はいねーからよ!」と、ナルトを補佐することを明言しています。
シカマルは「皆から認められた者」でありながら、あえて火影とは別の道を選んだのです。
影真似の術を得意とする彼は、やはり火影を影ながら支える相談役が適任なのでしょう。
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