ルパン三世も「ツタンカーメン三千年の呪い」には敵わない？！

1971年から ニメ放映が始まった「ルパン三世」…
そのアニメ版でおなじみだったのが、コミカルなアイキャッチです。
アニメがＣＭに入るときと、ＣＭからアニメに入るときに流れるものですね。

ルパン三世では、ルパンがさっそうと車に飛び乗るものの、ハンドルが外れて路上に転がり落ちるという印象的なシーン…
このアイキャッチ、通常は山田康雄の「ありぃ？」というトボけたセリフがつくのですが、過去に1度だけ、ルパンが呪いの言葉を吐くパターンがありました。

それは、テレビシリーズ第二作目の7話「ツタンカーメン三千年の呪い」のときです。

作中でツタンカーメンのマスクを盗んだルパンが呪いにかかるというストーリーで、直後のアイキャッチでルパンが地面に転がった瞬間、いつものコミカルな声ではなく「たたりじゃ～」と呪いのセリフを叫ぶのです。

ちなみにツタンカーメンのマスクは、あのルパンでも盗めず、最後は元の場所へと返しに行きました。
これは、1970年代に大流行していた金田一耕助シリーズの「八つ墓村」にあやかり、声優がアドリブでつけたものらしいのです。