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漫画「鉄腕アトム」の最終回は作者も嫌がる話だった件

手塚治虫氏の名作「鉄腕アトム」の最終回といえば、アトムが太陽に突っ込むアニメ版が有名ですが、実は、その後を描いた漫画版のエピソードがあるのです。

タイトルは「アトムの最後」…
舞台は人類の数が減ってロボットが支配する未来の地球で、この世界の人間は、ロボットたちの手で試験管の中で育てられていました。

人間は完全にロボットの奴隷としてあつかわれており、成人した男はコロシアムに連れて行かれ、互いに殺し合いをさせられるのです。
これにいきどおった主人公は、ロボット博物館に飾ってあったアトムを目覚めさせ、未来のロボットを倒すように頼み込みました。

これを引き受けたアトムでしたが、ロボットの返り討ちにあって一発で死亡…
さらに、主人公と同行していた彼女までロボットだったことがわかり、最後は依頼主の男もロボットに殺されてしまうのです。
後に手塚治虫氏自身が「いやな気分になる」と評した救いのない一作でした。




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