漫画「ONE PIECE」の古代兵器は全てがギリシア神話の神をモデルにしていることが推測されます。
そして、同時に「ONE PIECE」世界に散見する奇妙な地形は古代兵器使用の痕跡ではないかとも考察できるのです。
ただし、それだけでは「マリージョア」と「リヴァース・マウンテン」と「ラフテル」の難解な位置関係など、全てを納得するには不十分でしょう。
ましてや、「ONE PIECE」という物語の最終回にも直結する可能性を持つ“世界の海が4つに分断されている理由”にも十分な説明がつきません。
まずは、「ONE PIECE」世界の地形を思い出してみましょう。
海が4つに分断されているのは「偉大なる航路(グランドライン)」と「凪の帯(カームベルト)」、そして「赤い土の大陸(レッドライン)」が存在していることが原因です。
「あれが… “赤い土の大陸”か雲でてっぺんが見えねェ!!」とルフィが叫んでいたように、初めて描かれた「赤い土の大陸(レッドライン)」の姿は、頂上が見えないほど巨大な一枚岩の様相でした。
しかし、物語が進むと、リヴァース・マウンテンからしか入れないはずの「偉大なる航路(グランドライン)」と、他の海を行き来している人々がいることも判明してきます。
具体的には先述したゼフやローラなどがそれに当たります。
マリージョアの奴隷を解放したフィッシャー・タイガーが、素手でよじ登ったという描写もあるので、決して「赤い土の大陸(レッドライン)」全域が越えられないような高さではないようです。
ルフィ達は東の海からリヴァース・マウンテンの運河を上って、その頂上から45度くらい折り返す形で「偉大なる航路(グランドライン)」に入っていますが、もしも双子岬に出るのと逆向きのルートがあれば、辿り着くのは「偉大なる航路(グランドライン)」の終着地点…
つまり、ラフテルがあるとされる場所です。
見ようによっては「赤い土の大陸(レッドライン)」が人々をラフテルから遠ざけようとしているようにも思えます。
果たして、「赤い土の大陸(レッドライン)」は、本当に自然が生み出した地形なのでしょうか?
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