1971年から日本テレビで放送がスタートした「ルパン三世」の主人公は、かのフランスの怪盗アルセーヌ・ルパンの孫という設定ですが、この設定に行き着くまでには、かなりの紆余曲折があったらしいのです。
というのも、原作者のモンキー・パンチ氏が漫画版を発表したときのプロットは、ルパン三世はアルセーヌ・ルパンの孫ではなかったからです。
あまりにも盗みのテクニックが凄いために、通称として世間では「ルパン三世」と呼ばれている設定だったのです。
ところが、これを聞いた担当編集者が「そんな面倒臭い設定にするな」と一蹴…
最終的には、読者にわかりやすく「アルセーヌ・ルパンの孫」という設定に落ち着いたのでした。
ただし、フランス版「ルパン三世では、本家ルパンとの著作権問題を避けるために「エドガー」という名前に変更しています。
タイトルも「探偵泥棒エドガー」になっているのです。
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