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「クレヨンしんちゃん」と「ドラえもん」コラボはマズかった件

ご存知のように人気アニメにはコラボ企画がつきものです…
最近では「名探偵コナンVSルパン三世」などが有名で、放送局が同じ場合は、作品の垣根を超えて有名キャラが共演するケースはめずらしくありません。

実は、テレビ朝日系の人気アニメ「ドラえもん クレヨンしんちゃん コラボ」も、かつてはコラボ企画が普通に作られていたのですが、現在ではめっきり見かけなくなってしまいました。

その原因を作ったのが、1996年に放送された「ドラえもん×クレヨンしんちゃん超合体コラボSP」のために作られた数十秒のCMです。
ドラえもんとのび太の姿をしたしんのすけが、タケコプターを尻に突き刺してゲッコプター」とさけぶだけの軽い内容だったのですが、これに対して「ドラえもん」の制作サイドが激怒…

以降は、現在にいたるまで1作もコラボ作品はなくなってしまいました。
クレヨンしんちゃんの下ネタとは、いまいち食い合せが悪かったようです。

ただし、「クレヨンしんちゃん」は、以降も他の作品とのコラボは積極的に行っており、2003年には「あたしンち」や「釣りバカ日誌」と共演したスペシャルが放送されたり、「ボボボーボ・ボーボボ」とのコラボ番組が企画されたり、「美少女戦士セーラームーンS」にしんちゃんが登場したりと、様々な作品との共演をくり広げています。

その一方で「ドラえもん」のコラボは「怪物くん」や「忍者ハットリくん」といった藤子不二雄作品にとどまっており、過去の番宣CMが残した傷はよほど深かったことが感じられました。




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