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アンパンマンのチーズは当初「ばいきんまんの手下」だった?!

1988年から日本テレビで放送がスタートした「それいけ!アンパンマン」には、「めいけんチーズ」という犬が登場します。

アンパンマンと共にパン工場で暮らす仲間で、バイキンマンのアジトを探り当てたり、ジャムおじさんの危機を救ったりと大活躍するキャラクターで、アンパンマンの忠実な仲間として、ファンからも人気が高いのですが…

しかし実は、この名犬チーズが、かつてバイキンマンの手下だったことをご存じだったでしょうか?…
チーズが初めて登場したのは、1982年に発表された「いちごえほん」第65回でのことでした。

この頃のチーズはバイキンマンの手下で、当時は犬嫌いだったアンパンマンのもとへ、嫌がらせとして送り込まれたのです。
けれども、潜入の途中で出会ったバタコさんの人柄に懐いてしまい、バイキンマンの裏切りを決心しました。

こうしてチーズは、そのままパン工場に迎え入れられ、アンパンマン側についたのです。
現在の忠犬ぶりからは、にわかに信じがたい話ではありますが…

ちなみに、アニメ版のチーズは人間の言葉を話しませんが、原作のやなせたかし氏によれば、「必要がないからしゃべらないだけ」とのこと…
実際は、他のキャラと同じく人間の言葉を話す能力があるそうです。

現在、チーズの声を務めるのはベテラン声優の山寺宏一氏…
他にも、「アンパンマン」の中では、カバオくんやかまめしどんの声も努めており、さすがの芸達者ぶりを披露しています。




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