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塔の上のラプンツェル…原作は全く違う恐ろしいものだった?!

2011年に公開されたディズニー映画「塔の上のラプンツエル」。
女ゴコロをくすぐるカラフルで綺麗な映像に、小さい女の子から大人までこの映画のファンの方も多いのではないでしょうか。

この物語の主人公は、森の奥深くにたたずむ高い塔で18年間も閉じ込めれて暮らす少女です。
しかし、ある日、突然現れた大泥棒に導かれて塔を抜け出し、追手をかわしながらも大冒険をくり広げていく姿を描いたラブストーリーだ。

誰もが羨むロマンティックなストーリーになっており、結末は観ている方がとても幸せな気持ちに包まれます。

しかし、衝撃的な事実が…
実はロマンチックなのは映画版だけ。
原作の「ラプンツェル」は、やたらエロティックでスキャンダラスな物語になっていました。

確かに、原作でもラプンツェルは塔のなかで暮らしていますが、そこからの展開は映画と大きく違います。

まず、主人公の保護者であるゴーテル婆さんは、夜な夜な村の男たちを塔に呼び寄せ、ラプンツェルをさんざん抱かせては金をとっていました。
若き日に結婚サギにあった婆さんは男に対して強い憎しみを抱いており、ラプンツェルにも同じ感情を持ってもらうつもりだったらしいのです。

しかし、そんなある日、唐突に現れた青年に、ラプンツェルが恋してしまいます。
当然のように激怒する婆さんでしたが、これに対し、ラプンツェルが生まれて初めて抵抗。
塔を抜け出し、青年と駆け落ちをします。

その後、ラプンツェルと青年は森の中で幸せに暮らしたのかと思いきや、ここからも衝撃的なダークな展開が待っているのです。

ひょんなことから、かつてラプンツェルが売春に手を染めていた事実が発覚…
青年から激しく問い詰められラプンツェルは、逆ギレを起こしたあげく子どもと夫を捨てて塔に帰ってしまうのです。

これに困った青年は、しかたなくゴーテル婆さんのもとへ出向いて、ラプンツェルを返してくれるように必死に頼み込みます。
これに対して、婆さんは笑いながらラプンツェルに言い放つのでした。

「この男、殺しちまおうか?」

なんともワケがわからない展開ですが、さらに驚いたことに、この申し出をラプンツェルはあっさり承諾してしまうのです。
無残にも殺された青年の死体は川に流され、その後も塔では以前と同じことがくり返されることとなりました。

めでたし、めでたし…?




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