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漫画「火の玉ボーイ」…ラストでタマはどこへ向かうのか?!




石渡治氏による漫画「火の玉ボーイ」…

失踪した親父を追って湘南にやってきたタマこと火野玉男。
真昼野高校に入学し、テニスやアイスホッケー、バンドなど、様々な経験を重ねていき、大切な仲間と出会います。
どんなピンチも、仲間たちの協力とハングリーパワーで乗り越えていくタマは、高校を卒業し、どこに向かっていくのでしょうか…

ついに受験会場に辿り着くことができず、東大受験に失敗したタマ。
そして、タマの進路が決まらないままに、真昼野高校を卒業する日がやってきました。

卒業式が無事に終わり、屋上で一人物思いに耽るタマを、キィが探しにきます。

浪人して再び東大を目指す決意を固めたタマは、一足先に東大に合格したキィに、一年後に会おうと言いますが、キィは首を横に振ります。
キィは東大を蹴ってハーバード大学に留学することを決めていたのだ。

驚くタマでしたが、キィの意志が固いと悟り、自分が教師になった頃また会おうと快く送ります。

屋上を出ようとする二人でしたが、そこへ下級生の女子たちが集まってきました。
高校生活をとびきりの輝きで過ごした彼らは、女生徒たちの憧れの的だったのです。

彼女たちは制服のボタンをせがみますが、それでもタマの第二ボタンだけは「一番大切なかたにあげてください」と、受け取ることはありませんでした。

女生徒たちに囲まれながら校門に向かうタマとキィ。

校舎の窓からは、校長たちがその様子を見守り、タマが教師になって戻ってくる日が楽しみだと語り合っていました。

校門では仲間たちがタマを待っています。

タマは学校を振り返ると、第二ボタンを見つめ、それを校舎に向けて投げた。
そして、「また会おうぜ……真昼野……」と呟き、仲間たちの下へと駆け出していきました。

荒唐無稽なスポーツ勝負も多くありましたが、それらをすべてひっくり返すハングリーパワーがもう見られないのは寂しい限り…




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