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漫画「セニョール・パ」…野球を楽しむ名選手のラストはどうなる?!




作画・かざま鋭二氏、原作・高橋三千綱氏による漫画「セニョール・パ」…

セニョール・パの異名を持つメキシカンリーグのスラッガー、立花香織。
西武ライオンズのオーナーに請われて日本球界へと復帰しました。

マイペースで試合を盛り上げるセニョールパでしたが、視力を失い引退を決意するセニョール…
徹底的に野球を楽しむ名選手のラストはどうなるのでしょうか。

日本球界を追われたあとアメリカへ渡った香織は、弁護士として成功していました。
しかし、野球への夢を捨てきれず再挑戦を決意をします。

妻のれい子も応援してくれたが、事件に巻き込まれ植物状態になってしまいます…
長年の治療のかいなくれい子は急逝し、涙する香織でした。

妻の葬儀を終え帰国した香織は、まるで悲しみを感じさせないプレーを連発し、パ・リーグ制覇の西武の原動力となります。

契約でトラブルになりかけた香織でしたが、なんとか翌シーズンも西武で過ごすこととなり…

いつものようにだらけたキャンプを送っていたためか、開幕からしばらくしてようやく一軍に上がった香織。

ホームランを連発し一人で気を吐いていた香織の打法に違和感を抱いたスポーツ記者の白石は、医者の娘でかねてより香織と交流がある恵子に香織の診察を依頼します。
その結果、香織は緑内障でいずれ失明するとの診断が下ったのです。

すべてを悟っていた香織を追う恵子。
いつしか香織を愛し始めていた恵子は、何度も香織に迫り、なんとしても結ばれようと自らソープランドへと足を踏み入れます。
そして客として恵子の前に通された香織は、彼女の決意の固さを知り優しく抱くのでした。

翌日、自らの引退試合を退場で飾った香織は、気球で日本から去ろうとし…
そこへ押しかけてきた恵子の二人を乗せ、気球は空へ舞い上がっていきました。

一見不真面目なセニョール・パですが、プロとして魅せるところはビシッと決めるニクいヤツ…
野球も人生も恋も楽しんだセニョールパらしいラストでした。




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