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ボギーTHE GREAT…最終回でボギーは一体どこへ消えてしまったのか?!




宮下あきら氏による漫画「ボギー THE GREAT」…

大岸宗雄はW大学卒業後、2年の交番勤務を経て晴れて朱鷺町の花椿署刑事課に配属され前途洋々のはずでした。
しかし、初通勤途中で鳩を捕まえて喰らう浮浪者風の男と出会います。
あまりの奇行に激怒し職務質問する大岸でしたが、男は警察手帳を見せると逃げてしまったのです。

署に到着後、取調室で先ほどの男と再会します。
大岸はてっきり男を容疑者と思い暴行的な尋問を行いますが、実はその男こそが大岸とコンビを組む「ボギー」という人物だったのです。

ボギーは大岸宗雄を振り回す問題児でしたが、熱い正義感は誰よりも強く、ひとたび事件が起こると、法律そっちのけの圧倒的なパワーを発揮して、次々と凶悪事件を解決していくのです。

さて、最終回では旅客機がハイジャックされ…
そして、ボギーはいったいどこに消えたのでしょうか?

沖縄上空でハイジャックされた旅客機が、乗客全員無事に成田空港へと帰還し、空港は歓喜に沸いていました。

大岸は、旅客機にしがみついて犯人を追ったボギーの安否を確認しようとしますが、どんなに探してもその姿は見えません。

その頃テレビでは、旅客機の機長の記者会見が始まり、事件の結末が語られようとしていました。

乗っ取られた旅客機は、那覇空港から南へ向けて飛び続けていました。

しかし、犯人たちはそれ以上の行き先を指示せず、政府から奪った身代金のトランクを抱え、自分たちにパラシュートや救命具を取り付けています。
すると、洋上に一隻の船が見えました。
犯人たちは仲間の船にダイブして逃げるつもりなのです。

ところが、時速600キロで飛ぶ飛行機の翼に、ボギーがしがみついていました。

驚く犯人たちでしたが、パラシュートを持たないボギーがこれ以上追ってこられるはずはないとダイブを始めます。
しかし、ボギーは構わず大空に飛び出すのです。

うろたえる犯人に向かってマグナムき構えるボギー。
4発の銃声が響き、解放された旅客機は日本へと引き返します。

機長の話はここまででした。

大岸はボギーが死ぬはずはないと叫びますが、結局その生死は不明のまま捜索は打ち切られます。

それから1年、夕日が沈む港に立つ大岸と課長。
ボギーの生存を信じる大岸の耳には、今も懐かしい銃声が届いていました。

どんな窮地からも脱してきたボギーが死ぬわけがない、いつか必ず帰ってくる。
そう信じているのは大岸だけじゃありません!




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