サイトアイコン WOW-MEDIA

ポケモン…封印作品となった38話と幻の4話分の真相とは?!




今や世界中で大人気を誇っている「ポケモン」…
ポケットモンスターの原点は、1996年2月27日に発売されたゲームボーイ用ソフト「ポケットモンスター 赤・緑」でした。

そして、1997年4月1日よりテレビ東京系列にてテレビアニメが放送開始。
今やポケモンはゲームのみならず、アニメ化、キャラクター商品化、カードゲーム、アーケードゲームと様々なメディアミックス展開がなされ、日本国外でも人気を獲得しています。

さて、そんな子供から大人まで大人気のポケットモンスターですが、「なかったこと」にされたアニメの欠番作品があるのをご存知でしょうか。

過去に病院搬送700人のエピソードはご存知の方も多いのではないでしょうか。
しかし、他にも放送中止となった欠番作品があるのです…

1997年の暮れ、アニメ「ポケットモンスター」(テレビ東京系)を観ていた全国の子供たちが、失神・痙攣・ひきつけ・吐き気・めまい・頭痛などの症状で次々と倒れ、700人以上(9割は小中学生)が病院に搬送。
約200人が入院する大騒動となりました。

青と赤の光が交互に点滅する演出による刺激(フリッカー効果)が原因で、番組は4カ月の放送休止。
件の第38話「でんのうせんしポリゴン」は再放送・ソフト化が不可となり、現在は当時の第39話が第38話に繰り上げられ、「なかったこと」にされています。

この「ポケモン・ショック」と呼ばれたアニメ史上最悪の事件がきっかけとなり、刺激の強い映像に対するガイドラインがNHKと日本民間放送連盟によって作成されました。

そして「ポケモン」シリーズには、他にも欠番が存在します。

続編の「ポケットモンスターアドバンスジェネレーション」で、2004年11月4日に放送が予定されていた第101話「ゆれる島の戦い!ドジョッチvsナマズン!!」が、10月23日に発生した新潟県中越地震を考慮して放送中止。
次回エピソードを繰り上げて放送し、「でんのうせんしポリゴン」同様、そのまま封印されたのです。

以降、劇中で地震を連想させる攻撃や技は使用禁止となりました。

またシリーズ4作目「ポケットモンスターベストウィッシュ」でも、2011年3月に放送予定だった第23・24話「ロケット団vsプラズマ団!」前後編が東日本大震災の影響で欠番となっています。
当初は放送延期と説明されましたが、結局、放送されることなくソフトにも未収録となりました。
予告編では、謎の隕石の熱波が街を飲み込む描写があるため、おそらく、福島第一原発事故を想起させるとして封印されたのでしょう。

ポケモン・ショックから約20年。
「ポケモンGO」の大ヒットでその絶大な人気は証明されましたが、封印された4話が解禁される日は来るのでしょうか。




Sponsored Links
モバイルバージョンを終了