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「すすめ!!パイレーツ」…最終回でパイレーツはどうなるのか?!




 

江口寿史氏による「すすめ!!パイレーツ」…
プロ野球チーム「千葉パイレーツ」とその選手達を中心に描いた野球漫画。

従来の野球漫画のほとんどがシリアスな熱血スポ根物だったのに対し、徹底した不条理ギャグを貫き、同時期に『週刊少年ジャンプ』に連載されていた「1・2のアッホ!!」と並んで「野球ギャグマンガ」というジャンルの先駆者となった本作です。

果たしてパイレーツに明日はあるのでしょうか?
気になる最終回をお届けします。

朝、粳寅満次が茶を啜っていると、突然、満太郎が飛び込んできて「おれは結婚することにしたっ」と衝撃の告白をします。

その日はシーズン最後の試合があり、犬井犬太郎も試合の直前に何かを告白しようとしていました。
ところが、ロッカールームはすでに満太郎の結婚話で盛り上がっていて、告白のタイミングを逸した犬井さんは不機嫌なままどこかへ行ってしまったのです。

こうして試合は始まるが、消化試合だけあって双方どころか審判までまったくやる気はなく、そのまま結婚祝いの宴会へとなだれ込んでしまいました。

調子に乗った猿山が満太郎の結婚を観客にも報せようとマイクを探しますが、犬井さんが「いいたいことがあるのだ〜〜っ」とマイクを握り離そうとしません。

マウンドに立ち、咳払いをする犬井さん。
その口から飛び出したのは現役引退宣言でした。

一瞬、沈黙に包まれる球場でしたが、酔っ払って機嫌がいい選手たちによって、中断していた試合を急遽、犬井さんの引退試合にすることになったのです。

結局、パイレーツは例年の通り最下位でシーズンを終え、オフに入るとすぐに満太郎の結婚式が執り行われました。

富士一平も20歳になり、いつものように練習場で青春していましたが、そこに犬井さんの突っ込みが入ります。

結局、コーチ兼任から専任になっただけで、犬井さんとの付き合いはこれからも変わらないのです。
一平のパイレーツ再建の夢はまだまだ遠いようです…

無数のパロディが乱舞するなつかしネタの宝庫である本作。
ページをめくるたびにニヤニヤできるでしょう。




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