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俺は鉄兵…気になるラストは広美が大活躍?!




ちばてつや氏による、破天荒な鉄兵と、ロマンを追う父を描いた傑作、「俺は鉄兵」…

ついに発掘された歴史的財宝の数々!
それを持って消えた鉄兵の父である広美の真意はいかに…?
衝撃のラストをご紹介します。

家を飛び出し、再び明泉の山奥へ舞い戻った鉄兵は、父の広美や仲間達と発掘作業に没頭していました。

そんな鉄兵を追って現れたのは、かつて発掘現場を巡るトラブルで鉄兵とケンカを繰り広げていた中城でした。

鉄兵達が住む小屋を一瞥した後、発掘現場に向かった中城は、鉄兵達が仕掛けた罠によって捕らえられてしまいます。
鉄兵達が働く姿を見て自分も仲間に入れて欲しいと話す中城を、最初は警戒していた鉄兵達は受け入れさらに作業を進めていきます。

そして、縦穴から見える場所に財宝を発見し、見事その発掘に成功するのです。

広美の見立てによれば、平安末期の後三年の役で源頼義に追われた安倍氏一門が隠した財宝の一部だといいます。

小屋に戻りお祝いの酒盛りを始める鉄兵達。
億はくだらないだろうと話した広美は、全員に欲しいものをプレゼントしてやると言い、それぞれ自分の欲しいものを話し合いながら夜は更けていきました。

明くる朝目を覚ますと、財宝とともに広美の姿は消えていました。
ひとりで財宝を持ってどこかに行ってしまったのです。

山を下り町中で広美を捜した鉄兵達は、すでに財宝を売ったあとの広美から、面白いものを買ったと聞かされます。
その面白いものとは、なんと砕氷船だったのです。

これでムー大陸やアトランティス大陸といった文明を探るのだと話す広美。
そして鉄兵達を船に乗せ、新たな世界に旅立つのでした。

初志貫徹を果たした広美に見事の一言!
作品名にこそ鉄兵の名が入っているが、最後の主人公は鉄兵ではなく広美だったのかもしれません。




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