父の再婚話に困惑するつる姫の気になる結末は一体どうなるのでしょうか。
ある日、つる姫は父が再婚するという噂を耳にします。
その相手は、よりによって女中のイネだったのです。
面倒なことになったとつる姫は、直接父に再婚の話を聞いてみると、その話はやはり本当でお相手となる女性もイネでした。
考え直して欲しいと迫るつる姫の前に現れたのは、女中のイネではなく、亡き母と瓜二つの女性・イネでした。
急なことばかりでどうしたらいいのか自分でも分からないつる姫。
そして彼女が出した決論は、旅に出るというものでした。
イネや父から距離を置きたいのだと分かっていた家老は、帰ってくる場所があるからこそ旅なのだと諭し、父に許可を取ってきなさいと促します。
そして父も、家老と同じように元気な姿で帰ってくるようつる姫に伝えました。
父やイネに見送られて出立するつる姫。
その際にイネに優しくされ、つる姫のわだかまりも消えていきます。
そんなつる姫を追いかけてきたかめ姫、そして家老と一緒に笑いながら道を行くつる姫でした。
湿っぽい別れは似合わないつる姫らしいさっぱりとした最終回。
旅から帰ってきたときが本当のハッピーエンドです。
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