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漫画「ばくだん」の意外なあらすじとは?!




本宮ひろ志氏による漫画「ばくだん」…

日本有数の財閥・堂島コンツェルン総帥の孫にして、ヤクザ・関東朝市一家の親分の孫である朝市軍兵は、めちゃくちゃな暴れぶりで周囲から「ばくだん」と呼ばれていました。
立ちふさがる敵は誰であろうとまとめて吹っ飛ばす破天荒なバイオレンスアクション。

警察もヤクザも敵に回して戦う軍兵ですが、最後はなんと、船に乗って国外逃亡する?

最終回の展開を少しだけ紹介します。

学校を燃やしブタ箱に入った軍兵は、房総の実力者・黒田御前の手により釈放されました。

しかし、すぐに霊平寺に幽閉されてしまいます。
寺でもばくだんぷりを発揮した軍兵でしたが、高仙国師とともに五千日の苦行と千日の入定という修行に入ることとなったのです。

修行を終えて下山した軍兵は、群狼会に襲撃され、朝市一家が壊滅寸前だということを知るやいなや、倉庫に隠されていた機関銃を担いで群狼会が執り行う
葬儀に殴り込みます。
寺ごと群狼会を焼き尽くした軍兵は、群狼会の黒幕で関東の暗黒街の5割を取り仕切る「江島竜連合会」への襲撃を即断します。

その資金集めのため銀行強盗をしようと向かったのは、なんと大日本銀行!
国庫の金をかき集めた軍兵たちは、銀行の周囲で包囲網を敷く警察から逃げるため、周囲に金をばらまきはじめるのです。
それに群がる一般市民の間から、軍兵達は見事逃げおおせます。
その金で即座に1万人の人足を雇い、江島のビルを襲撃する軍兵は、一騎打ちで江島をブッ倒し、ヤツの野望を打ち砕くのでした。

江島ビル襲撃で網走刑務所に収監された軍兵。

しかし、こんなところに収まりきらない軍兵は、他の受刑者4万人とともに脱獄し、軍兵の配下となった江島と8万人のアウトローと合流します。
そのまま軍兵達は、国外へ逃亡するのでした。

これだけやってて誰も死んでないとか、日本に終身刑はない、とかいろいろ突っ込みどころはありますが、そんな細かいところに突っ込むのはナンセンスでしょう。
この作品は、ただ軍兵の暴れっぷりを楽しむだけでいいのです。




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