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麻雀飛翔伝 哭きの竜…最終回で竜の生死は明らかになるか?!




能條純一氏の麻雀漫画「麻雀飛翔伝 哭きの竜」。
哭くことによって牌に命を刻み込んでいく雀士・竜。

麻雀のセオリーを超越した独特の打ち筋により、鳴きながらも打点を高めるのが特徴の謎の男。
そんな竜が持つ神がかり的な強運を巡って、日本を代表する極道たちも入り乱れるといったのが本作のあらすじです。

麻雀劇画の最高傑作との呼び声も高い「麻雀飛翔伝 哭きの竜」。
全9巻の最終回「最終章」はどのような展開となるのでしょうか。

竜(りゅう)と雨宮賢(あまみやけん)の対局は、雨宮の打ち筋を完全に見切った上で、緑一色を上がり竜が勝利します。
雨宮はその瞬間、三上により射殺。

三上の正体を知っていたがゆえの口封じの意味も兼ねていました。
三上はその手で竜も殺そうとするのですが、放たれた銃弾は当たらず、竜は新宿の街へと消えていきます。

三上は桜道会三代目を襲名。
しかし、竜が秘めている魔性こそが、多くの極道を殺していったのだと錯覚する三上は、平穏を得るために竜を殺すことを決意します。
そして三上が送り込んだ鉄砲玉の銃弾により、竜の命運は完全に尽きてしまうのでした。

けれども、死んだと思われていた竜の目撃情報が新宿界隈を駆け巡ります。
竜の死を誰よりも惜しんでいた外田裕二(そとだゆうじ)は、竜の情報を集めていました。

そして確信めいた竜の生存の一報が届いた時、三上の命で送り込まれた刺客によって銃撃され、命を絶たれるのです。
その死の間際、外田は涙を流して竜の生存を喜んでいました。

トップに立った三上は、竜と外田を殺したにも関わらず、心に平穏は訪れませんでした。
竜の影に怯え、狂わされた三上は、単身で新宿の雀荘を訪れます。

そこで見たものは、竜の幻影だったのか…
三上はその竜の背に弾丸を撃ち込みます。

三上の方を振り返った竜の幻は、三上にこう言いました。
「あンた背中が煤けてるぜ」と。

結局、作中では竜の生死は不明のままでしたが、「哭きの竜外伝」で明らかになります。
竜の死から10年後の世界で、竜、そして三上らはどうなっているのか、興味があれば読んでみても良いでしょう。




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