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究極超人あ〜る…最終回は意外な場所から奇跡が起きる?!




ゆうきまさみ氏による漫画「究極超人あ~る」。

一学期終業式当日、春風高校2年D組に一人の転校生がやって来ました。
黒の詰襟学生服に下駄という出で立ちのアンドロイド、R・田中一郎です。

そんな彼は鳥坂率いる光画部(こうがぶ、一般にいう写真部)に見初められ入部し、二学期がスタートすると共にOB会議により部長に就任。
鳥坂の「部長はえらい!」の一言に感化され、何かと騒動を巻き起こし、西園寺まりい率いる生徒会と抗争を繰り広げることになるとうのがあらすじです。

R・田中一郎の生みの親・成原博士は、アール・デコや狂戦士たちを引き連れ、世界征服と自分を追放した学会へ復讐するための足がかりとして春風高校を占拠。
屋上に超科学要塞を建築してしまいました。

これに対し光画部では、成原博士の野望を打ち砕くことに躍起となった鳥坂指揮の下、徹底抗戦の構え。
かくして光画部と成原一派による戦いの火ぶたは切って落とされたのです。

一方、親兄弟たちとの戦いを拒んでいたR・田中一郎でしたが、狂戦士たちに連れ去られた大戸島さんごを追いかけ、要塞内に強行突入。
対面した父親に、これ以上バカなマネはしないよう説得を試みるも、成原はこれを一蹴。

世界征服の切り札であるメカ成原を登場させるも、博士を殴り倒し自ら世界征服に乗り出すことを宣言してしまうのです。

暴走するメカ成原に対し、R・田中一郎は「許さない」と言い放つものの、分解して作り替えようと襲い掛かるメカ成原から逃げるばかり。
おまけに土木研究会・春風組の活躍により、張りぼての要塞は簡単に倒壊してしまいました。

メカ成原と激しく争っていたR・田中一郎は瓦隣の中に埋もれてしまいます。
そして懸命の捜索も虚しく残骸すら発見できませんでした。

それから月日は流れ…
アール・デコや狂戦士たちを部員に加えた光画部が、撮影旅行に宇南山を訪れた際、奇跡が起こります。

なんと、死んだと思われていたR・田中一郎が、池の中からひょっこり現れたのです。
彼はいつだって、自身のいる位置を見失いがちな性質の持ち主なのでした。

以上が全9巻、最終回「果てしなき迷路の巻」のあらすじです。




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