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いけない!ルナ先生…最終回は応急措置を学ぶ?!




上村純子さんの漫画「いけない!ルナ先生」。
早くに母親を亡くし、父親に男手一つで育てられている中学生の神谷わたる。
その父親が海外転勤をすることになり、わたるの世話をしてくれる下宿人が用意されます。

それが立派な教師になることを夢見る女子大生の葉月ルナでした。
そんな彼女が母親に成り代わり、何かと行き詰まってしまう勉強嫌いで不精者なわたるのために、毎回体を張った個人レッスンによって、数々の問題を解決に導いていくというのがあらすじです。

果たして、その最終回はどのように幕が閉じられるのでしょうか。

明日からわたるは林間学校へ出かけることに。
同行できないルナは心配でしかたがありません。

山へ出かけたらどんな事故に遭遇するか分からないからです。
万が一に備え応急処置を教えようとするも、面倒くさがるわたるから拒絶されてしまいます。

ルナは林間学校でおもいがけない事故が起き、わたるや友達がケガをするも、応急処置を知らないために全員死亡してしまうという最悪のシナリオを想像。
そこでルナは風呂場で待ち構え、自分を患者に見立てた、応急処置の個人レッスンを開始します。

ついに観念したわたるでしたが、人の生死を左右する重大なレッスンにも関わらず、バスタオル一枚だけで講義するルナの姿にドキドキ。
それでもなんとか彼女の指示に従い、レッスン1の口を使っての人工呼吸、レッスン2の胸を押させての心臓マッサージ、レッスン3の毒生物に刺されたり咬まれたりした時の応急処置、レッスン4の太ももを使っての止血方法をルナの体を使って学んでいきました。

そして林間学校へ出かけたわたるは、その最終日に山崩れに巻き込まれた母子を偶然発見。
慌てふためく友人たちを尻目に、心肺停止状態の母親を人工呼吸で蘇生させ、足からの出血を止血します。

さらに救急隊が到着するまで、泣きじゃくる娘をあやすなど人命救助に貢献。
わたるの迅速な行動により、母親は一命を取り留めることになりました。

わたるは、人生初の人命救助で表彰されるなど、応急処置の大切さを身をもって実感したことは言うまでもありません。
最終回「ハートがドキドキ応急措置!!の巻」はこうして幕を閉じたのです。




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