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修羅の門…最終回は結局どうなったの?!




川原正敏氏による漫画「修羅の門」。
不敗を誇る古武術・陸奧圓明流の継承者、陸奥九十九(むつつくも)。
圓明流の強さを証明すべく、九十九は格闘の表舞台へと旅立ちます。

様々な格闘団体に喧嘩を売り、全日本異種格闘技選手権に出場。
これに優勝した後は渡米し、ヘヴィ級王座統一トーナメントに参戦。

日本人初、史上最年少のヘヴィ級王者となるのです。
その後、コンデ・コマの技を受け継ぐ者を探しブラジルに渡りましたが、その行方を追う中でヴァーリ・トゥードに参戦するというのがあらすじ。

ヴァーリ・トゥード大会の決勝。
勝ち上がってきたのは、陸奥圓明流の陸奥九十九と、グラシエーロ柔術のレオン・グラシエーロです。

かつてヴァーリ・トゥードの無敗の王者として君臨していたレオンは、試合中に人を殺めて引退。
神父として穏やかな生活を送っていました。

しかし、九十九との出会いで闘志に火がつき、孤児を救うために賞金も必要だったレオンは、現役復帰と大会出場を決意。
ブランクがあるレオンは、九十九とあたるであろう決勝までを実戦練習代わりにしつつ勝利を重ねていくのでした。

そして決勝戦。
卓越した柔術テクニックを誇るレオンと陸奥圓明流の技を駆使する九十九が激突。

レオン自らが悪魔と呼ぶ領域に踏み込み、無空波を受けながらも九十九の両腕を破壊。
しかし、それでも止まらない九十九は、伝説の秘技「四門・玄武」を繰り出し、レオンに致命傷を与えます。

それでも勝利を得ようとタックルを仕掛けたレオンに対し、九十九は右回し蹴りを一閃。
崩れ落ちたレオンは、永遠に起き上がることはありませんでした。

陸奧九十九は優勝。
けれども、レオンの死がもたらした衝撃は、読者を経て作者にも波及。

レオンの死を受け止めきれない読者からの手紙により、本来のメッセージが伝わらないことへの無力さから作者は休載してしまうのです。
休載から14年後、連載は再開。

陸奥九十九の戦いは終わっていませんでした。
最終話となった第百五話でコンデ・コマの技を受け継ぐ男、ケンシン・マエダの存在が判明し、九十九はマエダがいるコロンビアに旅立ったのです。

累計発行部数は2500万部を記録した「修羅の門」。
全31巻の最終回「修羅よ…」でした。




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