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漫画「右曲がりのダンディー」…気になる最終回のあらすじとは?!




末松正博氏による漫画「右曲がりのダンディー」…

この作品は、二枚目で敏腕な大手広告代理店エリートサラリーマン・一条まさとが伊達男モノ「右曲がりなダンディー」として、女性との遊びの日常を描く物語であり、1989年に玉置浩二さん主演で映画化もされています。

大事なパーティーを忘れていた一条。
完璧サラリーマンの結末はどのように幕を閉じるのでしょうか。

いつものように女性とベッドを共にする一条。
しかし、別れ際の女性の一言で、今日は自身が関わったオフビルの着工記念パーティーに出席する約束があることを思い出してしまいます。

平静を装って部屋を出る一条でしたが、ドアを閉めたとたん、パーティー会場に向けて全カ疾走を始めます。
今日はポルシェを妹に貸していて、頼れるものは自分の脚しかなかったのです。

ひたすら足を動かす一条の脳裏には、オフビル着工までの様々な出来事が走馬灯のように蘇ってきます。
しかし、それはなぜかその間に関係した女性たちのことばかりでした。

約束の時間を過ぎて、なんとか一条は会場に辿り着き、全力疾走の直後だというのに、汗一つ見せずにスピーチを始めました。

彼のスピーチを聞いた会場の女性たちが一斉に感涙に咽びます。
しかし、突然一人の女性が一条に近付き、女性の最終兵器「できちゃった」を耳元に囁いたのです。

一条の独占を目論むその一言は、彼を共有していた他の女性たちに火を付け、一瞬で会場は暴動寸前の騒乱状態になります。

一条は同僚たちを伴って会場を脱出し、武道館へ向けて走り出します。
それに気付いた女性たちも、争いを中断して一条の後を追って走り出しました。
走りながらこれから先のことを訊く同僚に、一条は笑顔で「ははは、そいつは右曲がりに聞いとくれ!!」と答えるのでした。

バブルを知っている世代には懐かしく、知らない世代でもその気分が味わえる本作。
それにしても、あの頃って凄かったんだなあ、としみじみ思います…




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