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漫画「コブラ」の最終回はどっちのあらすじ?!




寺沢武一氏の漫画「コブラ(COBRA THE SPACE PIRATE)」。
左腕にサイコガン(高性能銃)を付けた宇宙海賊・コブラの活躍をSFアクションです。

あらすじは胸に時限爆弾付き銃弾を撃ち込まれたコブラが、その犯人を捜すため外人部隊・地獄の十字軍に入隊するというもの。
時限爆弾は解除するも、ルビーが眠る光の谷への道を示すムーンレンズを巡る戦いに巻き込まれてしまいます。

オフィーリアやアイアン、ザッパらと共にムーンレンズを手に入れたコブラでしたが、宇宙一凶悪な殺人マシーン・ブラックソード・ゼロがムーンレンズを取り戻すため、コブラの命を狙っていたのでした。

そんなハードボイルドなストーリーのコブラ。
果たして最終回はどのようにして終わるのでしょうか。

ムーンレンズで光の谷に入ったコブラは光の谷の真の姿を見ます。
そこにはルビーの山などはなく、死んだ女たちのルビーが新たな生命へと生まれ変わり「生命の樹」へと赤子を送り出す転送装置でした。

その時に、コブラの右腕に何かが刺さります。
振り向くとそこにはゴールドマンに殺されたはずのゼロがいました。
復元能力で復活していたのです。

再びゼロと相まみえるコブラ。
けれども先のゼロの攻撃により、両腕の自由が利かず、サイコガンが撃てない状態でした。

ゼロも周囲には自分と同化できる兵器がないため、条件は五分と五分。
死闘の最中、コブラが両腕の自由を取り戻した時、頭の中に何者かが「ヤツの心臓をねらえ」と語りかけます。

コブラはとっさに左腕の義手をゼロの心臓部に目がけて飛ばしました。
ゼロの体を貫いた義手はゼロの心臓をしっかりと掴んでいたのです。
心臓を外すことがゼロの唯一の弱点でした。

コブラを助けたその声は、光の谷を作り、ゼロを設計した古代火星人だったのです。
宇宙を支配する全能の神である古代火星人に対して、コブラは「神は天にいて人を見まもるだけでいい」、「手を出すな!」と言い、光の谷を破壊してしまいます。

そして、光の谷が消滅したことで、戦いの元凶であったルビーも女性の額から消え去ってしまいました。

この話が週刊少年ジャンプでの連載中の最終話(ブラック・ソード・ゼロ)となるのですが、単行本の最後には描き下ろしの短編が入っており、コブラらしい人情物となっています。
実はこっちが最終話なのかもしれません。




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