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珍遊記‐太郎とゆかいな仲間たち‐の最終回とは?!




身の丈は3メートル!?
破壊力満点の妖力を使って町を荒らしまわる凶悪なかぶき者・山田太郎。

天上天下唯我独尊を地で行く太郎でしたが、育ての親であるじじい&ばばあに裏切られ、偶然通りかかった天竺を目指して旅をする僧侶・玄じょうの法力でただのエテ公になってしまいます。

妖力はなくとも高い戦闘力を誇る太郎を引き取ることになった玄じょうは、抵抗する太をねじ伏せながら旅を続けることに。
全6巻の最終回「天狗の鼻おれ!! 47-大団円-の巻」は、どんなクライマックスを迎えるのでしょうか。

ラーメン屋・珍々亭に宿泊する玄じょうたち。
太郎はそんな玄じょうの寝込みを襲うも、失敗し半殺しの目に。

しかし懲りずにリベンジを開始。
今度は爆殺を試みます。

けれども酔っ払った格闘家・中村泰造の乱入により、玄じょうは目覚めてしまいます。
ところが玄じょうは寝ぼけていたために、太郎と間違えて泰造を半殺しに。

そのスキに太郎は導火線に火をつけて脱出を試みるも、寝室のある2階の部屋の窓から地面に落下。
頭を打ち付けたショックで、気絶してしてしまいます。
結局、太郎が火を付けた爆弾は珍々の貯金箱だったため、爆発することはありませんでした。

そして何事もなかったかのように朝を迎えた玄じょうと太郎は、眠い目をこすりながら、天笠を目指して旅を続けることに。

時は漫成二年三月十六日。
ちょうどこの日の新聞に「漫成最大最悪の大妖怪・山田太郎の死」が大きく報じられました。

こうして半年あまりにわたって山田太郎の襲撃におびえ、恐怖と混乱の渦にまき込まれていた人々の心に再び平和が戻ったのです。

酒場兼ホテルの親父・まり男は太郎ブームが去り、一時、経営難に陥るもなんとか店を続け、寝ぼけた玄じょうに打ちのめされた世界最強の格闘家・中村泰造は一線を退き、流派の極意を息子のたけしに伝授。
たけしは父の期待に見事応え、父を超える武闘家になりました。

もちろん、死んだ山田太郎は本人が仕組んだ偽装であったことは太郎以外知る由もなく…
そして玄じょうと太郎が、無事天竺に辿り着けたかどうかも、定かではありません。




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