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俺たちのフィールド…最終回で日本はW杯を取れるのか?!




日本リーグのスター選手・高杉貫一を父に持つ少年・和也。
しかし、サッカー好きだった彼は、父が事故死したショックからサッカーを止めてしまいます。

高校に進学した和也は、父が命を救った末次浩一郎と出会ったことで、再びサッカーを始め、アルゼンチン留学を経て終生のライバル、ダミアン・ロペスと出会いました。
帰国後、社会人サッカーで活躍した和也は、ついに日本代表としてW杯に出場するというのがあらすじです。

W杯フランス大会から4年、自国でのW杯開催が迫り、世界各地に散っていたリザーブ・ドッグスたちに招集がかかります。
それは、セリエAでダミアンと鎬(しのぎ)を削る和也にもやってきました。

そして迎えた日本代表の初戦、国立競技場にかつてアルゼンチン代表と死力を尽くして戦った仲間たちが顔をそろえます。
対戦の相手はW杯で3回の優勝を誇るドイツ代表。

だが、監督の伊武は怯(ひる)むことなく、いつものように「ゲルマンヤロウをぶっ飛ばしていくぜ!!」と叫び、W杯を取りにいくと豪語し、和也たちも応えて声を上げました。

試合前、日本代表がフィールドに並び、国歌が斉唱されます。
しかし、その中に幼い少年が紛れ込んでいました。

フィールド外から高杉愛子リポーター、旧姓・森ロリポーターがあわてて飛び出し、少年を抱えて連れ出します。
少年は、和也と愛子の子供・貫雄だったのです。

スタンドに戻されながらも、和也と共に戦う気を失わない貫雄の瞳に、和也は語りかけました。
「おまえがデカくなるころには、日本のサッカーは、もっと強く、もっと高いレベルになってるだろうな。けどよ、それまでは。そのどんぐり目おっぴらいて、よーく見ていろ、これから始まる……俺たちの……」

歓声がひときわ高くなり、大きく見開かれた貫雄の瞳に和也のシュートが映ります。

おそらく、和也たちの世代はW杯を取れない…
それが実現するのは貫雄たちの時代なのでしょう。
だからこそ、貫雄は和也の戦いをしっかりその目に焼き付けておかなければならないのでした。




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