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行け!稲中卓球部…最終回は思い出話で幕を閉じる?!




稲豊市立稲豊中学校、略して稲中の男子卓球部には、6人の部員が所属していました。
部員は少ないものの実力は低くなく、大会で優勝したこともある稲中卓球部。

部員の前野と親友である井沢、田中の3人は下品かつ下劣な言動で他の部員や顧問の柴崎からバカにされたり非難されたりしつつも、部活を全力で楽しんでいました。
こんな彼らの下には、呼びもしないのに、突拍子もない事件が休まずやってくるのです。

井沢や田中とふざけながら、なにやら哲学的なことを考える前野。
しかし、思考が「いい友達」に及んだ時、目の前の二人を見てへたり込みます。

とはいえ、傍から見れば明らかにいい友達の彼らに、神谷ちよこが卓球部員たちの出会いを聞いてきました。

数年前のこと、部員がいなくなり廃部寸前だった卓球部に、前野たち6人が入部してきます。
初めはお互いに気を使っていたものの、基本的に現在のキャラクターと同じ6人。
ただ、井沢だけは空手の経験を意見するなどヤンキー風に構えていました。

親睦のためフルーツバスケットに興じる部員たち。
しかし、うっかり足を踏んだ前野に、井沢がガンをつけてきたのです。
だが、前野も決して謝ろうとはしません。

初日が終わり、部員たちは帰宅の途につきますが、前野と井沢の帰り道は同じ方向でした。
しばしの沈黙の後、井沢が「一緒に帰ろうよ」と声をかけ、前野は井沢の度量に感服するのです。

そこへ突然現れたトラックに驚き、前野は路肩に尻餅をつきます。
一方の井沢は、電柱と壁の間に挟まり、抜けられなくなっていました。

雨が降り出し、前野は井沢を見捨てて走り出します。
前野が翌朝通りかかると、まだ井沢は挟まっていたという思い出話。

二人はいい話と共に部活をあがろうとしますが、練習をサボろうとする二人に竹田の怒声が飛びます。
その頃、思い出に絡めない田中は廊下に放置されていました。

全13巻の最終回「終わり終わり」はこうして幕を閉じたのです。




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