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哲也-雀聖と呼ばれた男…最終回はどっちが4筒とツモる?!




原案はさいふうめい氏、漫画は星野泰視師による麻雀漫画「哲也-雀聖と呼ばれた男」。

戦後間もない混迷の時代を生きた勝負師・哲也を描いた物語。
哲也は軍需工場で希望もなく働く中で教わった博打の才能を、房州という師匠を得たことで開花させます。

文字通り命がけで、数々の玄人たちとの真剣勝負を行う哲也は、戦いを通じて生きる気力を取り戻していくのです。
その後、哲也は凄腕の玄人の話を聞くや、オヒキのダンチと共に日本全国を遠征して死闘を繰り広げるのでした。

ドサ健との頂上決戦に敗れた哲也は、自身の麻雀を見つめ直すために日本全国を旅します。
その中で己の限界を超えることができた哲也は、満を持してドサ健との再戦に臨むのでした。

初戦は哲也が制すも、起死回生のツバメ返しで2回戦目はドサ健が勝利。
敗れた哲也はバーのママを売り、タネ銭を工面して最終決戦を申し出ました。

二人の最後の博打。
イカサマのできない平場にもかかわらず、哲也は配牌でダブル役満をテンパイ、ドサ健は哲也の上がり牌を完全に手の内に入れていました。
手詰まりなことを察知した二人は手を作り直し、奇しくも同じ役満「大車輪」をテンパイします。

そして最終話。
残りの山にある二人のアガリ牌は1牌。

お互い最後のツモ番。
先に回ってきたドサ健はツモれず、哲也が卓に叩きつけた牌はアガリ牌の4筒でした。

この勝負に満足したドサ健は、あっさり身を引き、哲也は満足そうな表情を浮かべ座ったまま眠っていたのです。
哲也は、何の前兆も無く強烈な睡魔に襲われるナルコレプシーを患っていました。

ちなみにラストのシーンでママのバーにいる哲也たちが描かれています。
哲也に売られたママも健在のようでした。
全41巻の最終回「流星たち」はこうして幕を閉じたのです。




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