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「火の国」の北部に位置する隠れ里の一つ、滝隠れの抜け忍である角都。
彼はナルト達の前に強大な敵「暁」のひとりとして登場する以外にも、物語を盛り上げる「裏」の顔を多く持っているのでした。
代表的なのは角都が使う必殺技のなネーミングです。
「秘術・地怨虞」、「火遁・頭刻苦」、「風遁・圧害」、「雷遁・偽暗」、「土遁・土矛」…
漢字でだと分かりづらいですが、カタカナになおすと「ジオング」、「ズゴック」、「アッガイ」、「ジオン」、「ドム」となります。
おわかりの通り、ガンダム設定です。
コミックスでは暴走族用語のようで、一見ではそれと気づきにくいのですが、ではアニメ版ではどうなっているのでしょう。
確認すると、例えば「圧害」は「アスガイ」ではなくあくまで「アッガイ」と読み上げています。
「頭刻苦」も「ズゴック」ではなく「ズコクク」です。
ですが、これだとアニメの方はまったくネーミングの意味がわかりません。
そもそも角都は飛段とともに登場します。
「角」と「飛」の頭文字は、もとろん将棋のコマをあらわしています。
107話で猿飛アスマの趣味が将棋だという設定が登場しました。
これが後々、角都と飛段を呼ぶことになります。
312話の扉絵は猿飛アスマです。
そして不吉な影を従えつつやってくる角都と飛段は、将棋が趣
味のアスマと対峙することを運命付けられているのです。
自分は「棒銀」になり、角と飛車相手戦いますが、憤死を遂げます。
アスマはシカマルを「桂馬」だと評し、飛車取りに成功します。
「2尾」を捕獲したほどの強さの飛段をシカマル一人で倒してしまう…
まさしく快挙でした。
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