今、かつて数々の有名ドラマに出演してきた俳優たちが窮地に立たされています。
まず俳優の堤真一さんは、2015年に放送されたドラマ「リスクの神様」(フジテレビ系)で主演するも視聴率は伸び悩み、1ケタを連発…
回によっては3パーセント台を記録するなど近年、稀に見る超不人気作品となってしまいました。
また、女優の松嶋菜々子さんは2011年の主演ドラマ「家政婦のミタ」(日本テレビ系)で最終回に40パーセントというテレビドラマ史上に残る高視聴率をマークしたものの、2016年の連ドラ主演作「営業部長 吉良奈津子」(フジテレビ系)では、5パーセント台まで落ち込み大苦戦しました。
そんな2人が過去に共演したヒットドラマといえば、2000年の「やまとなでしこ」(フジテレビ系)…
ですが、現在、同作品は再放送できない事情があるといいます。
過去にその俳優が出演した人気ドラマを再放送して、新ドラマに視聴者を誘導するという手法がありますが、「やまとなでしこ」に関しては放送できない理由がありました。
それは同ドラマで、2009年に違法薬物を使用するなどして逮捕された俳優の押尾学さんが重要な役どころで出演しているため、地上波での放送が不可能となっているからです。
俳優による薬物逮捕といえば、1993年の「ひとつ屋根の下」(フジテレビ系)も、いしだ壱成さんと酒井法子さんが出演しているため存在を抹消されています。
しかし2015年に突然、ブルーレイが発売され、その封印が解かれました。
ただ、押尾さんの場合は、いしだやさん酒井さんとは状況が違います…
押尾さんは薬物使用で逮捕されただけでなく、現場で一緒に薬物を使用していたホステスの急変を放置し、保身のため救急車も呼ばず死に至らしめました。
現在は出所しているとはいえ、事態を重く受け止めている局側は、 今後も放送を自粛し続けると思われます。
1人の身勝手な行動で過去の出演作を潰された共演者やドラマ関係者には気の毒というほかないでしょう。
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