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ドラえもん第1話「未来の国からはるばると」が封印された理由とは?

1969年に連載がスタートしたドラえもん」の第1話は、「未来の国からはるばると」というサブタイトルで、「小学四年生」に掲載されました。
のび太が初めてドラえもんと出会うシーンが描かれた重要なエピソードです。

しかし、1979年からテレビ朝日でスタートしたアニメ版「ドラえもん」では、このエピソードが初回に採用されず、「未来の国からはるばると」が作られたのは、なんと2002年に放送された第1694話だったのです。

ここまで本作が封印され続けたのには理由がありました。
本編の途中でドラえもんが「のび太は三十分後に首をつる」と予言し、その後、のび太が実際に木から吊り下げられてしまうシーンが、不気味で残酷過ぎるとして問題になったためです。

そのため、2002年にアニメ化された際には、問題のセリフは「のび太は三十分後にダンプカーにはねられる」と変えられました。
首吊りはNGなのに、ダンプカー事故ならOKという基準は謎ですが…
ただし、てんとう虫コミックス版には規制が入らなかったため、現在でも問題の「首をつる」シーンはそのまま掲載されています。

ちなみに、このエピソードでは、首つり状態になったのび太を、ジャイ子が「やあ 首つりだ、ガハハ」と笑い飛ばすシーンがあり、これもなかなかいヒドい…
現在のジャイ子は礼儀正しくておとなしいキャラですが、初期のころは、兄のジャイアンと同じ粗暴な性格設定だったようです。




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