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インドネシアでは「ドラゴンボール43巻」が発売された?!

週刊少年ジャンプで「ドラゴンボール」の連載が終わったのは1995年のこと…
強敵魔人ブウとの激闘を制した孫悟空が、ベジータたちと再び天下一武道大会に参加したところで、物語は大団円を迎えました。

コミックス版でいえば、第42巻が最終巻です。
しかし、実はインドネシアには、幻のドラゴンボール「第43巻」が存在するのをご存じだったでしょうか?

といっても、もちろん鳥山明氏が描いた正規版ではありません…
インドネシアの作家が、勝手に「ドラゴンボール」最終回の後日譚を描いて発売したのです。

そのストーリーは、孫悟空やウーブたちがタイムマシーンで過去に行き、子供時代のクリリンやベジータを救い出すというもの…
オトナのベジータが子供のベジータと戦ったり、チビクリリンが現れたりと、意味不明な展開が延々と続きます。

しかし、そもそも画力が低いうえに、「ドラゴンボール」らしくないキャラが大量に登場したため、読者からの評判はさんざん…
続編が作られることはなく、この1巻だけで終了しています。

ちなみに、この43巻…
現在ではインドネシアでも入手は難しくなっています。

ここまで海賊版が横行したのは、インドネシアでは、1990年代から空前の日本マンガ・アニメブームが続いているからでしょう。
「ドラゴンボール」のほかに人気なのは「ドラえもん」や「キャンディキャンデ」など…
「コボちゃん」や「かりあげクン」といった日本的な文化を描く4コママンガまで人気が高いというから不思議なものです。




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