サイトアイコン WOW-MEDIA

仮面ライダーX…視聴率挽回のためにヒロインが急死?!

1974年2月16日から同年10月12日まで毎日放送でスタートした「仮面ライダーX」は、日本の壊滅を狙う悪の組織に 主人公が立ち向かう物語でした。
父と子の人間ドラマに比重を置いたストーリーや、謎めいたヒロインの登場など、従来シリーズとは違う路線を目指した意欲作だったのです。

ところが、当時はロボットアニメがブームだったこともあり、視聴率はかなりの大苦戦…
放送局から「話がわかりづらい」とのクレームも出たため、途中で思い切った路線変更が行われました。

それまでは謎めいた双子の姉妹の正体をめぐるミステリータッチの物語だったのですが、第8話でいきなり2人を殺害…
第9話からは、従来のライダーシリーズの路線に沿ったヒーローものに変わったのです。

問題の第8話では、まず双子姉妹の妹が敵の矢に貫かれて絶命…
さらに姉の方は、実は敵側の手でサイボーグ化されていたことが明らかになったのです。
まさに子供には理解できないような衝撃すぎる展開でした。

サイボーグとなった姉は、最後に主人公を守ろうとして大爆発…
2人のヒロインが立て続けに死んでしまう展開は多くの視聴者に衝撃を与え、トラウマ回として語り継がれています。




Sponsored Links
モバイルバージョンを終了