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漂流教室…児童たちの生存競争を繰り広げる漫画の衝撃的な結末とは?!




楳図かずお氏による絶望の淵で繰り広げられる児童たちの生存競争を描く漫画「漂流教室」…
元の時代に戻る希望にすがる児童たちは、一体どのような結末を迎えるのでしょうか。

崩壊しかけたレジャーランドのコンピューターから、元の時代に戻る鍵は大和小学校にあると知った翔たち。
しかし、グループの抗争は極限に達し、児童たちは殺しあいを始めてしまいます。

そこで翔は未来へやってきた原因となる地震は、自分の仕業だと嘘を吐いてみんなを学校へおびき寄せます。
そして学校でみんなに捕まった翔は殺されそうになるのです。
しかし、身を挺して翔をかばった大友が真犯人は自分だと告白します。

強力なエネルギーを発生させ、時限の裂け目を生み出すことがコンピューターのはじき出した元の世界に帰れる方法でした。

大友はこの世界に来たきっかけとなる地震をダイナマイトで起こしました。
残るもう一本のダイナマイトを使い、過去への帰還を図ろうとするが失敗してしまいます。
落胆する翔でしたが、自分たちが未来に来たことそのものが意味があるのではないかと語り、みんなを説得します。

そんな彼らの前に過去の母から生活に必要な援助物質が届き、改めてこの世界で暮らしていくことを誓います。
しかし、巻き込まれてしまった幼稚園生のユウちゃんだけは元の世界に戻そうと、火山の大爆発を利用して再び過去へ送り届けようとします。
そしてそれは成功し、ユウちゃんは過去の世界へと戻るのです。
そしてユウちゃんからノートを手渡された翔の母は、ノートを読みながら未来の世界で元気にすごしている翔の姿を思い浮かべるのでした。

決してハッピーエンドではありませんが、過去と未来がつながるというSF的なギミックを感じさせるニクい終わり方ではないでしょうか。




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