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がきデカ・がきデカファイナルの最終回とは?




山上たつひこ氏によるギャグ漫画作品「がきデカ」。
1989年にアニメ化された際には、週刊少年チャンピオンでは完結編として「がきデカ”ファイナル」としても連載されました。

果たして、がきデカ・がきデカファイナルの最終回とはどのような展開を迎えたのでしょうか。

例によってスーパーで暴れるこまわり君。
店長に連行されて油を絞られるましたが、本当に体から油を出して逃走します。

モモちゃんたちの家のサラダ油を舐めるこまわり君。
そんなこまわり君を捕らえた西城君は、さらに油を絞ろうとしました。

この時絞られ過ぎたせいか、その後こまわり君は誌面から姿を消してしまうのです。
しかし、それから9年、こまわり君は「がきデカファイナル」として復活しました。

けれども復活から1年、こまわり君が漫画のキャラクターをやめると言い出したのです。
連載開始時の世相や、舞台となった逆向小学校、登場人物たちの変化をたどっていくこまわり君。

そこへ、西城君を始め、登場人物たちが駆けつけ、こまわり君がやめるのはもったいないと言います。
しかしこまわり君は、やめるのを撤回しませんでした。

ですが、モモちゃんが、「やめたららただのあほじゃない」と言うと、こまわり君は「あほでも世の中わたれるわーっ」と叫び、往年のパワー全開で踊り出しました。

これを見た皆が、まだ「まだやれる」と言うと、こまわり君は我に返り暴れるのをやめてしまいます。
そこへ、事業家として成功した忠犬・栃の嵐が駆けつけます。

栃の嵐と永遠の友情を確かめたこまわり君は、「やりたいことがある」と言い、雲水の姿になりました。
そして追いかけようとする栃の嵐を制し、こまわり君はいずこへともなく旅立って行ったのです。

最後に過去を振り返るのは長期連載作としては定番…
しかし、その他にほとんどギャグはなく、「死刑!」などいくつもの流行語を生み出したギャグマンガとしては少々寂しい最終回でした。




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