八木教広氏による漫画作品「エンジェル伝説」…
月刊少年ジャンプ(集英社)で、1993年から2000年まで連載されいました。
そんな「エンジェル伝説」の最終回はこんな話で幕を閉じるのです…
お互いを想いながらも距離を縮められなかった北野誠一郎と小磯良子…
思い出の場所でやっと初キスまで辿り着こうとしました…
その時、あろうことか誠一郎を追って近隣最大の不良学校・飛輪高校が戦いを仕掛けてきたのです。
ところがそこへ、良子を一方的に想う黒田が飛び込んできて運悪く飛輪のトップを突き倒してしまいました。
これで火がついた飛輪は、戦いの火蓋を切ります。
しかしその時、誠一郎と良子を覗き、いや陰から見守っていた碧空軍団が満を持して登場したのです。
数を頼んで襲い掛かる飛輪でしたが、実力者揃いの碧空軍団の面々は、誠一郎抜きだというのにそれを軽々と倒していったのです。
ビビる手下に業を煮やした飛輪のトップ・中西は、誠一郎に狙いを定め戦いを挑んできました。
抵抗しない誠一郎をメッタ打ちにする中西でしたが、誠一郎はほとんどダメージを受けません。
彼の想像を超えるタフさに恐れを感じ始める中西…
誠一郎は中西を制止するために、その両手を強く前に突き出しました。
戦いが終わり、涙を流す誠一郎…
彼の天性は、突き出した両手を図らずも必殺の双掌打としてしまい、中西を一撃で吹き飛ばしてしまったのです。
天使のような心の誠一郎は、争いを止めようとして、逆に相手を傷つけてしてしまった自責で涙していたのです。
そして、落ち込む誠一郎に、想いを込めて良子はキスをしました。
外見から誤解を受けながらも、それを超えて大切な人を得た誠一郎…
彼の伝説はまだまだ続くのでした。
人は外見で他人を判断しやすいもの…
誠一郎なら、そんな社会を変えられるのかもしれません。
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