横山光輝氏による「バビル2世」…
最終回では北極に築かれたヨミの城バビル2世は最後の戦いに挑みます。
その印象的なラストシーンとはどういったものだったのでしょうか。
他人の身体に自分の身体のパーツを培養させることで、復活を果たしたヨミは、北極にバベルの塔に勝るとも劣らない秘密基地を建造します。
ヨミの野望を阻止せんとするバビル2世は、北極へと乗り込みますが、堅牢な秘密基地に侵入することができず、ロプロスも倒されてしまうのです。
しかし、一瞬の隙をつき、秘密基地内部への侵入に成功します。
秘密基地に侵入したバビル2世は、基地のエアコンデショナーを破壊し、基地内の温度調整ができないように画策…
基地内は北極と同じ気温となり、ヨミの部下は全員行動不能となってしまうのです。
さらに、バベル2世は基地の中枢であるコンピューター室を破壊しようとします。
そこにヨミが現れ、バベル2世に降参の意思を伝え、これ以上基地を破壊しないように言います。
基地は原子炉を動力としており、破壊されると北極の氷が溶けて地球が滅んでしまうのです。
自らの敗北を認めたヨミは、北極の海の底に、基地と共に沈んでいき、ついにバビル2世とヨミとの死闘は終わりを告げました。
あれほど強かったヨミですが、老いと共に弱さを見せたのが印象的なラストシーンとなりました。
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