「サザエさん」には、いくつかの「定番エピソード」が存在します。
カツオがテストで0点を取った話や、サザエさんが料理に失敗する話などが有名ですが、中でも多いのが「磯野家に泥棒が入るエピソードです。
手ぬぐいでほっかぶりして唐草模様(からくさもよう)のふろしき包みをかついだ、信じられないほど古典的な泥棒が登場し、磯野家に入り込んでドタバタを巻き起こすのが定番の展開です。
特に泥棒のエピソードが多いのが節分の時期…
鬼のお面を着けた悪党が、磯野家に侵入しようと試みるパターンが多いようです。
泥棒の話はアニメ版とマンガ版のどちらにも多く、過去に登場したすべてのエピソードを合わせると、総回数は82回にもなるから驚きです。
実はこれには理由があり、「サザエさん」に泥棒の話が多いのは、原作者の長谷川町子さんの自宅に、かつて何度も泥棒が入ったからなのです。
自分の被害体験を活かそうとして、作品の中で何度も泥棒ネタを採用したのですね。
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