名古屋テレビ・テレビ朝日系列で、1988年に放送が始まった「鎧伝サムライトルーパー」は、美形の男性キャラが大量に登場する、「美少年アニメブーム」の先がけとなったヒット作です。
本作には、アニメ史上に残る放送事故が起きたことがあるのです。
1988年9月、本来なら第18話が放映されるはずだったのですが、キー局であった名古屋テレビ側の手違いにより、前回とまったく同じ第17話が流されてしまったのです。
のちに判明したところでは、単純なテープの取り扱いミスがあったようで、気づいたときにはすでに取り返しのつかない事態に…
しかたなく、その日は最後まで間違った放送が流れ続け、エンディングの終わりと次回予告時の2回にわたって、画面下部におわびのテロップを緊急に差し込むこととなりました。
当然、視聴者からは問い合わせがあいつぎ、翌週のオープニング前に局の女子アナによる謝罪音声が流れました。
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