吉田聡氏による漫画「ちょっとヨロシク!」。
神童と呼ばれるほどの天才少年・羽田礁太郎(はねだしょうたろう)。
天才芸術家の父と天才ピアニストの母を両親に持つ彼が、5年振りに日本に帰国し息鳴高校に入学しました。
そこで番長の苺谷香(いちごたにかおり)と悪友になり、幼なじみの大森あずさ、同学年の花田たちと一緒にラグビー、水球、カーリングなど様々な部活を作って大活躍します。
大抵は羽田の活躍を妬んだ苺谷が部活を変えてしまうというパターンが多いのがあらすじと言えばあらすじ。
全12巻で最終回は「不滅だブリバリーズ!!」。
どのようなクライマックスを迎えるのでしょうか。
冬が過ぎ、季節も春を迎えようとしていたある日のこと。
礁太郎の母親が、日本に一時帰国しました。
ほどなくインド公演に旅立たないといけないため、とりあえず学校に挨拶に向かいます。
そこで礁太郎の成績表を見るのですが、あまりの酷さに驚き、礁太郎を海外に連れて行く決意を固めました。
それを知ったブリバリーズの面々は、それぞれの想いを胸に帰途につきます。
静奈は進展しない礁太郎との関係に涙し、あずさは二度目の別れに悲しみを隠せません。
最もいがみ合いながらも、その実力を高く買っていた苺谷は、その原因が自分にあると思い、それまでゴネていた卒業を決意。
そして礁太郎の母親に転校しないよう促すため、直談判に向かうのでした。
しかし母親から出たのは意外な言葉。
原因は苺谷ではなく、あずさだというのです。
礁太郎はあずさが大好きで、一緒にいたいからわざと成績を普通にしているのだと思っていたのです。
いよいよ転校の日。
礁太郎の姿は学校になく、それぞれが沈んだ気分で歩いていました。
しかし、何やら妙な気配が…
皆が振り向くと、教室の窓から礁太郎が覗いているではありませんか。
どうやらペットのゴリラ・シューベルトを身代わりにして逃げてきたらしいのです。
こうして礁太郎は息鳴高校の生徒として再び生活することになりました。
そして1年後…
なぜかブリバリーズのメンバーは皆、同じ大学に入学していたのです。
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