徳弘正也氏による漫画「ターヘルアナ富子」…

亀田病院の一人娘・亀田富子。
緊急時にはメスを手に手術を手伝うちょっと変わった女子高生でもあります。

その知識と技術を使い、根性の曲がった奴らを幼馴染の空也や空念、友人のみゆきたちとぶっ飛ばす日々を送っていました。
徳弘正也氏のお馴染みの下品なネタと、お色気シーンが満載のドタバタ学園コメディ。

そこへさらに不真面目な医療ネタをミックスさせたギャグ漫画テイストに仕上がっています。

さて、心臓移植手術を成功させた亀田病院！
最終回ではどのような結末を迎えるのでしょうか。

患者を救うため、心臓移植手術を決断した亀田病院。
ラウアシャムウェイ法と呼ばれる難度の高い術を家族総出で行い、なんと成功させてしまいます。

大病院がサジを投げた患者を救った亀田病院。
富子もまぐれだと話す大手術の成功ですが、実は不完全なところもあり、患者は安静にする日々を送らざるをえませんでした。

その患者が大金持ちだと知るやいなや、葬式代を稼ごうと空念もあの手この手で亀田病院へ探りを入れ始めるのでした。

大手術の成功を耳にした大学医学部の学長にして世界心臓外科連盟名誉理事の近藤無太郎が訪れます。
自らもわずかな数しか成功していない心臓移植手術を本当に成功させたのか自分の目で確かめに来たのです。

患者を診察しよく蘇生したものだと手術の荒さを指摘しつつも、移植が成功していることに驚きを隠せない無太郎は、富子の父を優れた医師のみ入会を許される日本一権威のある名救急会の会員へ推薦すると話します。

そのためには亀田病院の管理体制も見極めねばと話す無太郎でしたが、無免許の富子が手術を手伝ったと聞き推薦どころではないと言い出すのです。

そんななか、無太郎が原因で患者の心臓が止まってしまい…
無太郎に処置を頼む富子の父は、理由を付けて何もしない無太郎に名救急会などこちらからお断りだと一喝。

なんとか一命を取り留めた患者を前に富子も、隣はお寺だから、生きてても死んでもアフターサービスは万全だとアピールするのでした。

かなり強引なまとめ方でしたが、患者も助かったので大団円、てことで問題ありません！