1973年のスタートから、今も放送が続く大人気テレビアニメ「ドラえもん」。
言わずと知れた、子ども向けアニメの定番ですが、2009年に大事件が起きました。
過去の放送作を収録したDVD「ドラえもんタイムマシンBOX1979」の映像の中に、「コンドーム」や「交尾」、「精力」といったワイセツな文字が表示されていたのです。
問題となったのは、「一生に一度は百点を」という作品の中で、のび太がノートを使って勉強をするワンシーン…
ほんの2秒ほどのカットでしたが、そこに「交流回路で消費される精力」、「交尾回路で消費される電力」、「負荷がコンドーム一のとき」のように、さりげなくワイセツな文字が書き込まれていたのです。
どうやら、当時の制作スタッフが、いたずら心で落書きをしてしまったのが原因らしいのですが…
たった2秒しか映らないのでテレビ放送時は誰も気づかなかったが、DVD化したことでコマ送りが可能となった結果、数十年の時を経てイタズラがバレてしまったわけなのです。
購入者からのクレームを受け、発売元のワーナー・ブラザーズは商品の回収と交換を発表…
「DVD「ドラえもんタイムマシンBOX1979」(発売元:テレビ朝日・小学館)の一場面に、児童向けアニメーションにはふさわしくない言葉が書き込まれていることがわかりました。このDVDは1879年に放送開始したTVアニメ『ドラえもん』の初期作品を収めたもので、その中の『一生に一度は百点を』という作品中に、当時の一部の制作関係者が記入した『いたずら書きがあることが判明いたしました」と謝罪しました。
結局、このDVDはお蔵入りとなり、問題のシーンを修正したバージョンを作る事態となったのです。
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