ルパン三世といえば、サル顔に細長い顔…
しゃくれたアゴとモミアゲの長い短髪が印象的ですよね。
しかし、実はルパン三世の頭髪がカツラで、本当の頭は完全なスキンヘッドだったことはご存じだったでしょうか?
そのシーンが、1985年に劇場公開された映画版「ルパン三世バビロンの黄金伝説」に登場します。
問題のシーンは、作品の中盤、敵の手によって水中に放り出されてしまうルパンと不二子…
あわや溺死かと思われたところで、いきなりルパンが頭をパカっと取り外し、中から小型の酸素ボンベを取り出しました。
ルパンがスキンヘッドだったことは不二子も知らなかったらしく、うしろで呆然とする表情が映し出されていたのです。
ただし、ルパンのスキンヘッドシーンが見られるのは本作のみ…
その後は、映画でもテレビでもカツラを取るシーンは1回も描かれておらず、一作限りの設定になってしまいました。
本作の監督は、「陽炎座」や「夢二」といったシュールな作品で有名な鈴木清順氏…
おそらく、このスキンヘッドシーンも、軽いジョークとして描かれたものだったのでしょう。
もっとも、原作版の「ルパン三世」では、そもそも普段のルパンの顔が変装した状態であり、本当の素顔は誰も知らないという設定になっています。
その意味では、このスキンヘッド版のルパンも、本当の顔ではないとも考えられるのでしょう。
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