皆さんご存知、ゆでたまご氏の作品「キン肉マン」。
地球で暮らすダメ超人キン肉マン。
怪獣と戦っても勝てた試しはなく、人々に笑われながらも平和のために戦っていました。
しかしミート君の登場により、実はキン肉マンが超人を統べるキン肉星の王子だということが判明します。
王子となったキン肉マンは、超人オリンピックなどの戦いを通じて得た多くの仲間たちとの交流で友情パワーに目覚め、ダメ超人から脱皮し、大きく成長していくというのがあらすじです。
全36巻、最終回は「キン肉マンよ永遠に…!」。
果たして、どのように終焉を迎えるのでしょうか。
スーパー・フェニックスのヒザを心臓に受け、キン肉マンの運命の予言書は火にくべられました。
さらに、フェニックスは知性の神に唆(そそのか)され、母親の制止も聞かずに消えようとするキン肉マンを完全に破壊しようとします。
けれどもその時、フェニックスの心臓が痛み出しました。
それはフェニックスが偽りの王子だという証なのか…
その頃、天界では霊体となったロビンマスク達が、封じられたキン肉マンの火事場のクソ力を解放しようとしていました。
心臓の痛みに耐え、マッスル・リベンジャーを完成させようとするフェニックス。
その時、奇跡は起きました。
天から光が差し込み、炎と化した火事場のクソカがマッスル・リベンジャーを破ります。
形勢は逆転し、火事場のクソカと合体したキン肉マンは、フェニックスにマッスル・スパークをかけます。
もはや、フェニックスにそれを返す力はありませんでした。
フェニックスの血で血染めのマントは完成し、キン肉マンの勝利と王位継承が決定したのです。
神々はフェニックスの運命の予言書を燃やすように勧めました。
しかし、キン肉マンはフェニックスから王としての務めを教わったと答え、それを拒否します。
そして、キン肉マンは王の心構えを説きながらフェイス・フラッシュで死亡した超人たちを甦らせました。
最後にフェニックスを甦らせ、彼の心を救い、キン肉マンは真の大王となったのです。
強引な展開も少なくありませんが、それを吹き飛ばしてしまうほどのパワーに溢れた最終回。
これだけの勢いがありながら終わってしまうというのは少々残念にも感じたものです。
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