イタチがサスケの左目に封じ、トビに発動させた「転写封印天照」…
一瞬驚いた様子を見せたトビでしたが、闇（影）の中に消えるとすぐにサスケの前に戻り、何事もなかったかのように黒い炎は消えていました。
トビは、どうやって天照から逃れたのでしょうか？…

考えられるのは、自分に都合の悪い事柄はなかったことにできる禁術・イザナギを使用した可能性です。
イザナギの発動条件は、千手の細胞が必要であることの他、発動させる対象に写輪眼を見せることです。

単純に、いつも見せている右目の写輪眼を使用し、後からストックしていた写輪眼を移植した…
とも考えられほすが、知っての通り、トビの正体はうちはオビトです。

後の闘いにおいて、オビトはカカシと同じ模様の万華鏡写輪眼を使用していばすから右目を失明してしまうイザナギに使用したとは考えられません。
トビは、サスケに話しかけながら、仮面を取る仕草をしていました。
顔半分は隠れた構図で描かれていましたが、サスケには左目を見せ、イザナギを発動させた可能性はありそうです。

もうひとつの可能性として、右目で「神威」を発動して時空間経由で移動し、ゼツを利用して燃えた部分を移植したとも考えられます。
しかし、黒い炎はすぐに広範囲に広がっていましたし、短時間で戻ってきたトビの服は、何事もなかったように汚れもありほせんでした。
腕を移植し、破れた服を着替えて整えるほどの時間はなかったように思えます。

再びサスケの前に現れたトビは、素顔を再び見せることなく仮面を被りました。
これは、左目が白く濁り、失明している姿を見せないようにしたとも考えられます。

「さすがのイタチにもオレの全ては知られていなかった…でなければ死んでいた」とトビが考えていたことを踏まえると、イタチもトビの正体はわかっておらず、千手の細胞を持っていないと考えていたのかもしれません。