ズバ蛮はジャンヌが捨てた子供だった?
衝撃の結末では、すべての謎が明らかになります。
宿敵・織田信長を倒したズバ蛮たちに、突如、謎の敵が襲い掛かってきます。
からくもジャンヌが隠し持っていたミサイルで敵の円盤を撃退したズバ蛮たちだったが、仲間のヒモジーがジャンヌを逮捕すると言い出しました。
実はジャンヌは本物のジャンヌダルクではなく、本物と入れ替わった未来人だったのです。
彼女は、歴史改変が可能であることを証明するため、異星からさらってきた赤ん坊を日本の戦国時代に棄てました。
その赤ん坊こそがズバ蛮だったのだと告白します。
ヒモジーは、未来からジャンヌを追ってきた刑事でした。
ヒモジーは円盤を呼び、罪を告白したジャンヌを逮捕し、ズバ蛮を生まれ故郷に帰すと言います。
しかし、ズバ蛮は戦国刀を振りかざしてヒモジーたちを斬り捨て、過去など関係ない、今の時代こそが自分の世界なのだと叫び、軍勢を立て直して今川義元と戦うために飛び出していきました。
時は流れて昭和の末、学校の歴史の授業では、戦国時代を平定し、平和の礎を築いたズバ蛮たちの活躍が語られていました。
ギャグと暴力、そして意外を通り越した衝撃の結末。
まさに永井マンガの魅力が凝縮された作品と言えるでしょう。
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