原作・積木爆(立原あゆみ)氏、作画・木村知夫氏による漫画「Let’sダチ公」。
海西高校1年の秋葉瞬と森陽一は、ケンカに明け暮れる日々を送っていました。
彼らは何よりもダチ(親友)を大事に想っており、ケンカをした相手でも「タイマンをはったらダチ」の心根の元、多くの強敵たちとダチになっていくというあらすじ。
そして、最初は海西高校でも格下だった2人は、少しずつその影響力を強めながら、全国をまたにケンカをし、遂には日本の高校を一つにまとめあげてしまうのでした。
全18巻の最終回「卒業!!」は、どんな幕引きをするのでしょうか。
中西を殺され、怒りに燃える瞬は、黒幕である萌火財閥総帥・萌火元一郎を追い詰めます。
元一郎は娘である火見子が中西と恋仲になったことに嫉妬し、中西を殺させたのです。
それを知った火見子は、瞬に元一郎を殺すように懇願。
火見子のお腹には、中西の子供が宿っていました。
瞬は母として子供を守るように火見子を諭し、九州を後にします。
中西の仇を討ち、全国の高校がまとまったことを機に、全国高等学校会議が開催されます。
そして初代全国高校会議総長として、今は亡き大関東・作田良樹が任命されました。
しかし、この会議に北海道だけ加わっていません。
北海道では2年の鯨が総番となり、全国に反旗を翻していたのです。
瞬は北海道に乗り込み、鯨を叩きのめします。
ここに、全国が統一されたのでした。
そして卒業式の前日。
海西高校では、瞬や陽一から2年へと代替わりが行われました。
陽一は大学進学が決まり、瞬は卒業後は働くつもりだと言います。
そして卒業式当日。
卒業証書を手に、桜散る校舎を後にする瞬と陽一。
2人は海西高校に入学し、お互いにそして中西など多くのダチと出会えたことに感謝して「Let’sダチ公」は幕を閉じるのでした。
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