安永航一郎氏のギャグマンガ「県立地球防衛軍(けんりつちきゅうぼうえいぐん)」。
世界制覇に先立って九州の某県の征服に乗り出した悪の秘密結社・電柱組に対抗すべく、県立今津留高校に設立された県立地球防衛軍。
その隊員となった教師の炉縁俊幸、野球部員の盛田弘章と武井助久保、紅一点の伊福部あき子、そしてインドからの学生にしてサイボーグのカーミ・サンチンは、普段は地元で材木問屋を営む、若旦那ことチルソニア将軍率いる電柱組としょうもない戦いを繰り広げるというのがあらすじです。
ロサンゼルスでは人口の60%以上の変態が、バトルマッスルとニューイヤーズの2派に分かれ、近々一大決戦をするらしい。
そのリーダーに就任していたのが、まっする日本と正月仮面でした。
事態を重く見たCIAは、その道のプロであり、彼らと友達である地球防衛軍に変態退治を依頼します。
急きょ、飛行機で渡米することになった盛田率いる地球防衛軍。
一方、バラダギ大佐率いる電柱組も船便で現地入りしていました。
彼らもまた、変態怪人を回収すべく、パメラに呼び出されていたのです。
そんな2チームが、ろす市警で顔を揃えました。
すでに、ろす市警の手引きで、ニセの決闘状がバトルマッスルとニューイヤーズに届けられ、それに釣られて双方が現れたところを地球防衛軍と電柱組が一網打尽にする段取りとなっていたのです。
そして決闘当日、ニセの決闘状に書かれていた通り、第12番倉庫に6時に現れたまっする率いるバトルマッスルと正月仮面率いるニューイヤーズ。
いがみ合う両陣営に対し、颯爽と現れる県立地球防衛軍と電柱組。
ザコ共をミサイルの湿気ったサンチンに任せ、途中あき子の妨害にあったものの、黄色いケツを自慢する正月仮面を蹴散らしました。
すると、戦いの虚しさからまっするが戦意を喪失。
平和な余生を過ごせる場所を求め、旅立って行く…
県立地球防衛軍の活躍により未曾有の危機は回避されました。
けれどもこの戦い以降、まっするとバラダギ、サンチンの姿を見た者は誰もいあkませんでした。
全4巻、最終回「別世界の県立」がここで幕を閉じたのです。
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