鴨川つばめ氏による「マカロニほうれん荘」。
落第生コンビに振り回されるハチャメチャライフを送る彼らの結末はどのように幕を閉じるのでしょうか。
衆議院選挙に立候補したなんだ馬之助でしたが、選挙戦も大詰めという中、有権者にシカトされ、全く手応えを感じていませんでした。
金藤は「もっとウソついて、金バラまかなきゃダメなのよ!」と、冗談をかまします。
それを「なるほど」と真に受けてしまう馬之助。
金藤は落選しても、「それは一つの社会勉強だ」と諭すのでした。
そんな二人を部屋で待っていた歳三は思い悩んでいたのです。
どうやら、先週号の事件が尾を引いているらしく、売れっ子の童話作家・七味とうがらしの正体が、歳三だとバレてしまったことがよほどショックのようです。
なにせ、周囲の歳三を見る目が180度変わってしまい、人気作家として特別待遇されてしまうのです。
普通の人間ならそれを良しとするところですが、歳三は違っていました。
今まで通り普通に接して欲しかったのです。
それを聞いた金藤は、歳三が住みづらくなったこの町から去ろうとしていることを見抜いてしまいます。
そして旅は道連れの精神で、決意の固い歳三に自分も付いて行くことを宣言します。
そんな金藤と歳三は、これまでの出来事を懐かしむかのように振り返るのですが、出かけていた総司が部屋に戻ると……
彼らの姿はそこにはありませんでした。
思い出を振り切って町を去ろうとする二人は、町を出る前に選挙速報で馬之助の落選を確認するのです。
予想通りの結果だという馬之助に、金藤は自分たちと一緒に行くことを提案。
馬之助を加え、新たなトリオを結成した3人は、浜辺から手漕ぎボートで旅立って行くのでした。
やはり総司のようにツッコミ役が必要だったのかもしれませんね。
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