楳図かずお氏によるギャグ漫画「まことちゃん」。
ギャグの「グワシ」や「サバラ」は有名ですよね。
さて、そんなまことちゃんの最終回はどのような話だったのでしょうか。
まことと買い物に出かけた母・貴世子は、スポーツ用品店のショーウインドーに掲げられていた「美容と健康にテニスをしよう」との文言にひかれ、テニスを始めてみようと考えました。
健康に良いからと、一緒にテニスをやろうと持ちかけるとまことは「テニスなんか好きくないもーん」と断固拒否します。
幼児の反抗期に傍然としながらも、貴世子は自分の願いを聞き入れなければ、夜中のトイレについて行かないと脅します。
さすがのまことも、おばけが苦手なことから渋々承諾。
二人はテニス道具とウェアを一式揃え、その姿を家族の前で披露しました。
家族からまるで少女のような服だとか、10歳は若く見えると言われたことに気を良くした貴世子は、まことと軽井沢に行きます。
そこで二人は、とあるイケメンに頼まれ、「おくさまテニス大会」の盛り上げ役として飛び入り参加することになりました。
テニス初心者である二人は、イケメンのアドバイス通りに相手めがけボールをぶつけることを意識してプレイすると、あれよあれよという間に決勝へ勝ち進んでしまいます。
そして決勝戦では、まことが相手めがけてボールをぶつけまくる活躍の末、見事優勝。
けれども表彰式の際、まことは貴世子の下着から一本の毛が出ていることを発見。
周囲の目が気になり、貴世子はそれを糸くずだとごまかそうとするも、まことがそれをひっぱり悲鳴を上げてしまいます。
周りから失笑されてしまった貴世子は、帰りの電車の中でまことを叱りつつ、二度と軽井沢へは行けないと嘆くのでした。
イタズラに下ネタ、時には大人びた言動など、ハチャメチャ幼稚園児が繰り広げるギャグ漫画まことちゃん。
全24巻の最終話「テニス好きくないのらの巻」でした。
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