夜空に輝く「星座」をモチーフにした聖衣(クロス)を身にまとい、戦いの女神・アテナと地上の平和を守るために邪悪と戦う聖闘士たちの活躍を描いた漫画「聖闘士星矢」…
1986年に「週刊少年ジャンプ」で連載が開始されるやいなや、大人気を博しました。
実はこの作品に、現在では封印された「小ネタ」が存在していることをご存知だったでしょうか?…
それはジャンプコミックスの第19巻に描かれています。
ここに収録されたエピソードに、酒井法子さんが使用していた「のりピー語」を登場人物が話している描写があったのです。
同巻に登場する敵キャラクター蟹座のデスマスクが、主人公のペガサス星矢との戦闘時に「P!P!」、「マンモス哀れなヤツ!!」と発言したり、天秤座の童虎が登場時に「そ~れ、FIGHT!」、「やっピー!」と喋ったりする箇所があるのです。
だが、その後に発売された文庫版や完全版などでは、これらのセリフは別の言葉に差し替えられています。
ちなみに、前述の「マンモス哀れなヤツ!!」というセリフは現在購入可能な書籍では「宇宙的に憐れなヤツ!!」となっていました。
修正処置が行われた文庫版・完全版の発売は、酒井法子さんの逮捕前だったので、その理由は不明です。
また、セリフではありませんが、同巻にはアンドロメダ瞬の部屋に、のりピーのイラストが表紙に描かれている本が存在している場面も確認できるのですが、こちらには手は加えられておらず、現在でも閲覧可能となっています。
2016年2月に酒井法子さんが出演した台湾の音楽イベントには、多くのファンが駆けつけました…
海外では現在も酒井さんの人気は未だ高く、ひょっとすると今後外国で出版される「聖闘士星矢」のコミックスでは、のりピー語を話す聖闘士の敵キャラを再び見れるかもしれませんね。
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