すがやみつる氏による「ゲームセンターあらし」。
巨大な出っ歯と赤いインベーダーキャップがトレードマークの石野あらしは、テレビゲームが大好きな小学生。
勉強の方はダメでしたが、天才的な耐久力と反射神経の持ち主で「ゲームセンターあらし」の異名を持っているのです。
ゲームに情熱を燃やすあらしは、様々な特訓などで必殺技を編み出し、ライバル達と激闘を繰り広げ、ついには世界や宇宙の征服を企てる悪人たちとも戦うことになるというのがあらすじ。
全17巻の最終回「さらば!! あらし 永遠のゲーム戦士よ!」は、どのような展開を迎えるのでしょうか。
インベーダーキャップに導かれ、恐竜がいたジュラ紀へタイムスリップした石野あらし、大文字さとる、月影一平太の3名。
3人を呼び寄せたのは未来人でした。
彼らは知恵と力のパワー源となるインベーダーキャップを人類の祖先に与えるためにやって来たのですが、その途中、乗っていたタイムマシンが故障。
このジュラ紀へ不時着したのだと言います。
故障を直すには、あらしがかぶっているインベーダーキャップが必要なのですが、いつの間にかインベーダーマークがなくなっていました。
そこを襲う恐竜の大群。
その中の1頭、ティラノサウルスはなぜか人間の言葉を話し、おでこにはインベーダーマークが付いているのです。
このままでは、地球の歴史は変わってしまう…
責任を感じたあらしは、ティラノサウルスにゲーム勝負を挑みます。
インベーダーマークによって、眠れる知能を呼び起こされたティラノサウルスは、ティラノ大噴火撃ちやグレートタイフーンを繰り出しあらしを圧倒。
インベーダーマークを失ったあらしは真の力を発揮できずに苦戦を強いられます。
そんなあらしをさとると一平太が水魚のポーズで応援。
二人の友情パワーを得たあらしは、さとるの知恵、一平太の力、自分の技を融合させた超秘技「スーパー・ノヴァトリニティ」で勝利を掴みました。
この光景を目の当たりにした未来人は、友情パワーこそが宇宙を支える真のパワーだと気づきます。
そして、ゲームを通して真の平和と友情をこの宇宙に伝えるべく、あらしたち3人を連れ、新たな旅へ出るのでした。
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